ポジション調整で必須のアイテム『ステム』
自転車に乗る上で最も重要な要素の「ポジション」。
ポジション調整する時に「ハンドルがもう少し近く(遠く)」となった時に必須なのがステムです。よく初心者の人がサドルの前後させてハンドルまでの距離を調整したりしてますが、サドルを動かしちゃうとペダル踏む角度が変わって全く乗り方が違ってきます。ハンドルの距離だけ変えたい場合はサドル位置はそのままでステムで調整します。
【サドル、ハンドル?】初心者が買うべきパーツとは?【カーボン、チタン?】
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【サドル、ハンドル?】初心者が買うべきパーツとは?【カーボン、チタン?】
目次1 初心者が最初に買うべきパーツは?2 答えは『ステム』、何故にステム?3 まとめ 初心者が最初に買うべきパーツは? 『初心者が最初に買うべきパーツって何? ...
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まずはステムを一通り揃えてポジションを気軽に色々変えて試せる環境にするのをオススメします。
どうせステム買うなら軽量化もしたい
「どうせステムを買うなら軽量化もしたい!」と思う人も多い筈。基本的に軽量なステムは結構良いお値段な事が多く、一通り揃えるとなると相当な金額が必要になってきます。
「お手頃な価格で軽量なステムは無いのかな~?」と思って探していると良いステムを発見しました。価格も4千円台と他のメーカー品の普通のステムと変わらないお手頃価格です。
『TNI Helium6 (ヘリウム6)』 ツヤ有り税別価格: 4,200円 ツヤ無し税別価格: 4,800円
『TNI Helium6 (ヘリウム6)』
3Dアルミ7050鍛造ステム
コラム径 1-1/8″
ハンドルバー径 31.8mm
ライズ 6°
スタックハイト 40㎜
仕上げ:グロス(ツヤ有り)の在庫が終了次第、ツヤ無しに変更します
M4ボルト、ボルトヘッドはT25、T20有り(T20が現行のタイプ)
最大締め付けトルク:6Nm
サイズ: 40/50/60/70/80/90/100/110/120/130mm
重量:
71g(40mmツヤ無し)
75g(50mmツヤ無し)
80g(60mmツヤ無し)
84g(70mmツヤ無し)
90g(80mmツヤ無し)
94g(90mmツヤ無し)
97g(100mmツヤ無し)
105g(110mmツヤ無し)
99g(120mmツヤ有り) 107g(120mmツヤ無し)
112g(130mmツヤ無し)
ヘリウム6は名前の通り角度は6度です。ステムが水平になる17度のヘリウム17もあります。
『TNI Helium6(ヘリウム6)ステム 』レビュー
まずは重量測定。
100mm実測95g
110mm実測101g
スペック値より軽くてかなり優秀な重さです。
艶なしだと見た感じの質もソコソコで、シンプルなデザインで良いですね。
内径側の仕上げ、精度も良く全く問題なしです。
唯一の難点なのがボルトがT20のトルクスネジであることと、M4ネジと細めのネジなので強度がやや心配な事ぐらい。
T20なので携帯工具にもT20レンチを持って行く必要があるのがやや面倒かもしれません。ネジはM4ネジ長15mmでネジ頭径7mmなので六角のネジに交換するってのも有りかも。
110mmを取り付けてみました。精度も良く全く動くような気配はありません。取り付けは特に問題なく楽にできました。
今まで付けていたITMが163gだったので-62gの軽量化達成!
乗ったみた感想はネットではかなり柔らかいとのコメントも見たのですが、僕のような賓客ライダーでは坂で立ち漕ぎしてこじっても撚れてる感じも無く剛性不足は感じませんでした。今まで使っていたITMや3Tと比較しても違いが分かりません。だったらコレで良いですね。
まとめ
ココがおすすめ
軽い。お手頃な価格。高精度。
ココがダメ
T20ネジで専用のレンチが必要。ネジが細めでやや不安を感じる。剛性はやや柔らかめ(らしい)。
とにかくお手頃な価格でカーボンに匹敵する軽さが一番のポイントです。あと個人的にステムはカーボンよりアルミのがトラブルが少ないのでオススメです。カーボン信仰心が無ければコレが最終装備で良いんじゃないですかね。そんな感じのステムです。
(追記)25°のステムに替えてみました
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