サドル調整が面倒
今乗っているTADA車は買ったパーツもありますが基本余ってたパーツを付けて作りました。シートポストとサドルも余ってた部品です。
結構前からサドルの角度が前下がり気味で気に入ってませんでした。
使っていた3Tのシートポスト、イオニックは独自のギアを組み合わせてサドルの角度を0.5位で調整出来る様になっていてサドルやポストを取り外しても全く同じ角度に調整出来るのでシビアな調整が簡単に再現出来てロードバイクにはもってこいのシートポストです。
実際0.5度単位でバッチリ調整出来るのですが中の大ギア小ギアの組み合わせでサドル角度を調整するのが意外と思った以上に手間がかかり面倒でした。なのでサドル角度が気に入らなくても調整が面倒なので調整してませんでした。
調整が楽なのが欲しい
サドル角度調整しようと思ったのですが中のギア出さないと駄目でギアがグリスで真っ黒になっていて手が汚れるのでやりたく無い。
サドル調整するのに手が汚れるってのは嫌だなぁ~楽なのが良いなぁ~と思い交換する事にしました。
いつものようにシートポストに求める物を箇条書きしていきます。
- シンプルな構造
- 調整が楽
- 軽い
- お手頃価格
今回はギミック満載ではなくシンプルなシートポストで調整が楽なものを選びます。後は折角新しく買うので軽量でお手頃な物が良いかなーと探してみると良さそうな物を見つけました。
『TNI:AL POST』
- オフセット0mm
- size:27.2mm/31.6mm
- color:ブラック(他カラー展開有!)
- 重量:164g(27.2mm)/204g(31.6mm)
- 価格 ¥6,100-(税抜27.2mm)
- 価格 ¥6,500-(税抜31.6mm)
『TNI シートポスト ALU POST』レビュー
鉄板メーカー製TNIのシートポスト。CNC切削で高精度に加工されてます。超シンプルな構造でロゴもシンプル。ヤグラ部分もスッキリし過ぎて「これで大丈夫?」と思っちゃう。
サイズは27.2mmでオフセットは0。重量177g(公称値164g)。ややサバ読み気味だけど十分に軽い。今まで使ってた3Tイオニック0はカットした状態で210g越えてたのでカット無しで177gは相当軽い。しかもアルミでカーボンじゃ無いってのもポイント高し。カーボンは意外と滑ったりすること有って面倒なトラブルが起りやすいですし。
サドルの取付はシートピラーを自転車に固定していないとサドルのクランプ金具がくるくる回って固定出来ませんでした。ネジの固定トルクは5Nmで前後均等にトルクを掛けて締めてくださいとの事。
サドル高をザックリ決めてから不要な部分をカット。ダックスフンド属の短足なのでカット量が多くて軽量化が捗る!
カットしたパイプの重量を測定、46gでした。なのでシートポストは177g-46g=131gになります。131gは軽すぎ!
カット後シートピラーに異音、固着防止のグリスをたっぷり塗り取り付けてポジション出しをしました。イオニックに比べてヤグラのレール固定に必要な長手の幅が広いのでサドルの前後調整量が狭くなるのが難点。そのせいでサドル目一杯後ろに引いてもイオニックの時よりサドルが前に出ている。マスキンクの右側がイオニックのサドル最先端位置。10mm程前に出てる。全く同じ位置にしようとしたらオフセット(セットバック)付きが必要。
まとめ
ココがおすすめ
調整が楽。軽い。お安いお手頃価格。
ココがダメ
サドルの前後調整幅が少なくなる(イオニック比較時)
乗った感じはサドル位置意外、平地では全く違いは分かりませんでした。元々ピラーの出代が少ないので違いがとても分かり難いです。80gの軽量化はダンシングとかすると分かるのかも。
以前から直したかったサドルの前傾を弱めて体が前に行きそうだったのが弱くなってるので距離走った時の疲労が軽減できそうです。
アルミ製で精度と強度が高く、なおかつ超軽量で割合お安いのでオススメ出来るポストだと思います。
(追記) 振動吸収性の高いシートポストに替えてみました
【カーボンシートポスト】VENO(ヴェノ) モーションカーボンシートポスト【振動吸収するの?】
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