コスパ最強クラスのサイコン レザインの致命的な欠点
皆さんどんなサイコン使ってますか?
現在僕はレザインのサイコンを使っています。このサイコンはナビ付きですがナビは正直イマイチであまり使い物にならない感じです。けれども他の機能はしっかりしていてサイコンとしては高機能でお値段もセールだとメガGPSでも1万円台で買えちゃう高コスパサイコンだと思います。
購入時はオススメ出来る良いサイコンだと思ってたのですが、あるファームアップ後からセンサー類をロストするようになりだしました。繋げているセンサー全部を一度にロストするので全部のセンサーを再度詮索してペアリングをし直すという面倒くさい作業を強いられるのです。
最初は偶になっていたのですがファームアップを重ねる度にひどくなる始末。前回のファームアップ時に対策したということで直ったような感じになってたのですが再発。
先日のうどんライドでは130km走った間に4回もロストしました。更に詮索、ペアリングに超時間がかかるようになり一番酷いパワーメーターだと5分以上かかる始末です。毎回シフター、パワーメーター、ハートレートをペアリングするのに10分程かかり、
「マジでエエ加減にせえや!!」
とブチ切れモードになったのは言うまでもありません。ファームが悪いのは明らかなのに長期間直らず、メーカーも本気で対策しようとしてる感じがなさそうなのでレザインを切る事にしました。
次の候補は?
次の候補は順当にイケば鉄板のガーミンです。エッジ830か530あたりになりそうなのですが何となく面白さに欠けるなーと言う天の邪鬼な考えで他の物は無いのかと調べてみました。
一番気になったのがランスが出資した『Hammerhead Karoo 2』なんですが、コレは入手が無理そうなので諦めました。
あとはどれもイマイチだなーと見ているとブライトンのサイコンを発見。僕は以前ブライトンのサイコンを使ってました。機能はマズマズだったのだけど全体的に作り込みがイマイチ甘く(ソフト、ハード共)微妙に使い勝手が悪くて中華系製品の域を脱してないので使うのをやめました。そのイメージがあったので以後ブライトンのサイコンに興味を惹く事は無かったんですがネットで見た新作サイコンは見る限り良く出来ていそうな感じでした。調べてみるとブライトンは地道にブラッシュアップし続けて製品の品質はかなり良くなってるようです。
そんな訳で今回はブライトンのライダー750を購入してみる事にしました。
『bryton Rider 750』
液晶サイズ | 2.8インチ |
タッチスクリーン | ○ |
ディスプレイ解像度 | 240×400 |
GPSサポート | GPS, Glonass, Galileo, Beidou, QZSS |
寸法 | 92.5x49.7x23.8mm |
バッテリー稼働時間 | 最大20時間 |
重量 | 93g |
Wi-Fi | ○ |
プリインストールマップ | 主要地域のOSMマップ |
ワークアウト | ○ |
マップダウンロード | グローバルOSMマップ(無料) |
ナビゲーション | オフライン |
音声検索 | ○ |
グーグルあいまい検索 | ○ |
ルート案内 | ○ |
ルート再検索 | Via app with BLE |
POI検索 | デバイスで音声検索(アプリと連携) |
グラフィカルユーザーインターフェース | ○ |
センサー・パワーメーター | ANT+ |
E-BIKE | シマノSTEPS |
電動変速コンポーネント | シマノ、スラム、カンパニョーロ |
バイクレーダー | ○ |
センサーバッテリー表示 | ○ |
アプリ上での管理 | ○ |
税抜価格 | 29,800円(基本)、38,800円(センサー付属) |
『BRYTON RIDER750』レビュー
サクッと開封。
内容は本体、アルミ製アウトフロントマウント、マウント、ストラップ、USBケーブル。
USBはUSBマイクロで本体裏に口があり、この位置だとアウトフロントマウントに付けたまま給電可能です。
本体重量は94g(本体+アンチグレアフィルム)サイコンとしては若干重めかな。
両サイドに2個ずつボタンあります。タッチは柔らかめで良好。硬いボタンが多い中、柔らかいボタンってのはホントに良い。ボタンは左側上から電源、ラップ、右側がスタート停止、ページ送りになってます。
専用アプリ、ブライトンアクティブでサクッと接続。設定等は本体でも出来るけれどアプリの方が楽。
レザインで苦労したセンサー類もサクッと接続。センサー追加から追加していくだけ。当然本体からでもサクッと追加出来る。
一度接続したセンサーは記憶していて次回もサクッと繋がる。
トップ画面。ここでバイクの選択、設定、ナビの設定が出来る。下から上へのスワイプでトップ画面になります。画面タッチの感度はマズマズですがスワイプの反応がかなり鈍目。スワイプは冬グローブ付けてると反応が鈍くて少しイラッとするかも。ただし押しやすいページ送りの物理ボタンがあるので特に問題は無し。バイクは3台まで登録出来る。
表示画面の設定は大まかな所はアプリでするのが楽。表示できるページ数は最大4ページでこれにプラスしてラップ2ページ、マップ、高度を表示出来る。ページの移動は左右のスワイプかページ送りボタンで行う。
本体からでも表示項目の変更は楽に出来ます。変更したい項目を長押しで色が変わり、もう一回タッチで項目が選べるので選択したあとチェックで変更完了。
グラフィカルな表示も出来ます。心拍やパワーの設定をしておけばリアルタイムでゾーン毎に色が変わって面白い。
表示はデイモード(左)とナイトモード(右)があり自動も可(恐らく日没時間にて変更するっぽいです)です。初期設定はナイトモードになっていて日中サングラス等で見難い事もあるので自動にしとくのが良いかも。設定→システム→一般→メーターカラーモードより変更します。
バックライトは2分、常時、自動のいずれか。デフォルトはすぐに消えて夜間全く使えないので最初に変更しとくのをオススメ。変更は設定→システム→一般→バックライト。自動はトンネル内で暗くなっても点灯しなかったので周囲の明るさではなく日没時間での点灯っぽいです。バックライトボタンは欲しかったかも。
走り出せばオートで記録するので特に何もすることなし。ライド終了後停止を押すと保存するか聞いてくるのでスマホでアプリが起動している状態で保存を押せば記録を自動でアップします。アプリでストラバ等連携しておけば自動でストラバにもアップされます。本体から設定→同期をすればwifi経由でアップロードします。
まとめ
通常のサイコンとして軽く使ってみての感想。
ココがおすすめ
基本的に全ての操作が楽。ページ送りボタンが地味に便利。
ココがダメ
画面の反射がキツイ。バックライトボタンが欲しい。スワイプの反応が鈍い。
画面の反射がキツくて結構画面が見難い。
一応専用のアンチグレアフィルムが売っていたけれど高いので百均のアンチグレアフィルムを適当にカットして貼り付けたらかなり見やすくなった。仕上がりが汚いけれどもとりあえずコレで良しとする。暫くすればアリエクスプレスに安く出てくるでしょ。
ナビ編はこちら。【コスパ最強ナビサイコン?】 BRYTON RIDER750 その2 ナビ編
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追記
PDA工房のアンチグレアフィルムを購入しました。
価格のやや安い『PerfectShield』を始めに購入し、その後若干お高い『9H高硬度』を購入。
並べてみました。左が高硬度、右がPerfectShield。
Perfect SHIELDフィルムと比較すると高硬度の方が厚くて硬いです。Perfect SHIELDはやや柔らかくいつの間にか軽い引っかき傷がはいってました。一方画面の明瞭さはPerfect SHIELDの方がやや良いです。