フレームバッグ使ってますか?
フレームバッグって使ってますか?
フレームバッグは意外に容量があって安定感が高く使い勝手の良いバッグです。僕もトピークのミッドローダーを使っていました。
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ちょっと荷物が多い時には大活躍してます。
ただトピーク ミッドローダーのイマイチな所はトップチューブの取り付けベルクロ部が長くてトップチューブバッグの取り付けベルトと干渉してしまうんです。
そのせいでトップチューブバッグが傾いて取り付けてしまい、ペダルを回している時に足に軽く触れたりしてストレスになっていました。
トップチューブのベルクロ部が若干細くなったミッドローダーの新型が出ていたのですが、やや重めの重量も気になっていたのとお値段もソコソコするのと同じ物を買うのも芸が無い。他の物は無いかと探してみたらAmazonで結構安価で評判の良さそうなフレームバッグがありました。
『ROCKBROS フレームバッグ 3L 4L 』
商品名:自転車フレームバッグ
生地:840Dナイロン+TPU防水シート
■容量:約 3L
■サイズ:約 40cm*12.5cm*6cm
■重さ:約 195g
■容量:約 4L
■サイズ:約 44.5cm*16cm*6cm
■重さ:約 195g
『ROCKBROS フレームバッグ 3L 4L 』レビュー
4Lサイズ
まずは4Lの大きいサイズのほうから。
重量の公称値は何故か3Lと4Lのどちらも195g。まぁそんな事は無いよねってな感じの234gですがそれでも十分軽量な部類ですね。
固定用に5本のベルトが付属。5本で重量37g。この付属のベルトが案外フレームを傷つけやすい作りなのと長めで細身のフレームだと余りまくってイマイチなので使いませんでした。
代わりにマジックテープを使って固定しています。このマジックテープは薄く軽くて固定力抜群、ハサミで簡単に好きな幅と長さにカット出来てフレームを傷め難いと言った優れもの。色々な用途で使えて超便利なのでめっちゃオススメです。
約540サイズ相当のフレームでほぼピッタリなサイズです。小さいサイズのフレームだと入らないかもしれないので事前にサイズはしっかりチェック!
メイン荷室は右側のジッパーからアクセス。底側~後ろ側面上部まで補強板が入ってるので形状が崩れ難くなってます。(←ここ重要)
左側の収納はは薄いものオンリーです。
ジッパーは止水ジッパーでジップタブ(ジッパーの輪っこ)を引っ張って閉めると写真の位置までしか閉まりません。この状態からジッパーを押し込むと
ここ迄閉まります。なので雨の日はジップタブだけで閉めて長時間いると浸水するかも。雨の長時間ライドをしてないので分からないですが30分位の小雨だとジップタブで閉めただけでも大丈夫でした。
ジッパーの開閉はやや重めです。全開にした後の閉める時の閉め始めの動きが若干渋めです。補強板とシートチューブ側のベルクロがしっかり機能していて変形も少なく、それほどストレスを感じる事なく開閉出来ます。この部分は使い勝手にメチャメチャ影響するので重要なところだと思います。
僕が一番難点かなと思ったのが約16cmというこの高さです。16cmもあるとダウンチューブ側のボトルがガッツリ当たってしまいます。
ミノウラの3cm下がるボトルケージ&FLYボトルの一番短いボトルでもガッツリ当たってます。普通のボトルケージだと少し厳しいんじゃないかな?
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3Lサイズ
続いて3Lサイズです。
重量は194gとほぼスペック通り。サバが無いのは珍しいです。ベルクロは4Lと同じ物が付属しています。こちらも付属ベルクロは使わずマジックテープをカットして固定します。
4L同様メイン荷室は右側。補強板は入っていますが4Lとは異なり何故か底のみです。
左側も4L同様に薄物専用です。ジッパー部分は4Lと全く同じ構造なので省略。
そして3Lの一番の難点は上部&前部のみの固定でジッパーを全開して閉めようとするとバッグが変形し、ジッパーが閉まりません。
これはメチャメチャ使い難く、ストレスMAXです。どうして4Lと同様に補強板を上部まで入れなかったのかメッチャ謎です。
正直これだと使いたくないと思ったのですが、写真一番左のカド斜めになっている所にマジックテープを通して固定すると
多少バッグが変形するけれどジッパーが閉めれるようになりました。若干ストレスはありますが問題無く開閉出来るようになります。コレなら使っても良いかなと思える状態です。
3Lは高さは12cmなので、
トップチューブ側ボトルとの間に余裕があって抜き差しし易く使い勝手良好です。シートチューブ側も上部がスカスカなので大型のボトルが入ります。
個人的にはこの3Lサイズが使いやすくて、現在はR250のトップチューブバッグと組み合わせて愛用しています。
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まとめ
ココがおすすめ
お手頃価格。軽量。
ココがダメ
ボトルが当たる(4L)。ジッパーが閉め難い(3L)。ベルクロがイマイチ。ジッパーの防水がやや不安。
この手の中華製品は賛否両論あります。イマイチな所はありますがソコを補う工夫をすれば使い勝手が改善されて値段の割にはなかなか良く出来てるんじゃないのって感じになるかと思います。
ジッパーが閉まりきらないのはカバー部分下半分要らないんじゃねーの?とカットしてみました。もしかしたら逆効果かも(笑)
あと、フレームバッグは基本的にベルクロ部に砂等が噛んでフレームがバッグの重さで擦れて傷が入るので保護テープをしておいた方が良いです。
マット(艶無し)フレームカラーに保護テープを巻いてます。艶無しなので巻いてる部分艶が出て目立ちますが艶ありのフレームだと殆ど違和感なく仕上がります。保護テープは綺麗に剥がせて跡が残りません。アウターワイヤーとヘッドチューブが当たる部分の保護にも使えます。
今まで使っていたフレームバッグだとフレームの上半分だけ保護テープしておけば良かったのですが、今回の3Lのフレームバッグでベルクロをしっかり締めて固定していたらフレームの裏側(バッグの上部側)の塗装が少し剥がれかかってました。なのでキツめにベルクロをする場合はベルクロが当たる部分一周に保護テープを巻いておいた方が良いです。