eTap WiFLi RDがおかしくなった
先日、天気も良いし軽く走ってこようと自転車を出して走り出したら、どうも変速が調子悪い。シフトアップは問題無いのだけどシフトダウンが反応しない時があり「こりゃ、おかしいぞ」と引き換えした。
家に帰って調べてみるとシフトダウン時にアームが動かない時があり、その時にアームを手で軽く押すとウィーーンとアームが動く。動かない時に耳を当てるとウッ、ウッとモーターが動こうとしている音がするので中のギアかモーターあたりの不調っぽい感じ。これはアカン・・・\(^o^)/オワタ
TADA車は「これで山ん中は走らねぇよ」と山を登る気無しのインナー39Tにしてました。しかし前に走ったアワイチにあった坂で鬼踏みしてトルクかなり掛けた状態でシフトダウンをガンガンしちゃったりしたので恐らくその時にモーターに負荷が相当掛かってたのかも知れない。36TのCAAD10の方のeTapは何とも無いのでTADA車も鬼踏みしないようにインナーを36Tあたりに替えたほうが良さそう。ちょっち反省。
このままではどうしようも無いのでRDを書い直す事にしました。通販サイトを見てると結構良いお値段するのね・・・セット価格と比較してRD単品の価格が高すぎです。一瞬思わずセットを買おうかと思ってしまった。
その中で11sなのにチョット見た目が違うeTapがありました。「なんや?このeTap?」と調べてみたら12s以外にも11sが刷新されて新型にモデルチェンジしてたらしい。何気に出たぱっかりの新製品でした。
価格も少し高い位だったので、どうせ買うなら新型買ってみるかと購入しました。
『SRAM eTap 11s RD-RED-E-A2』(定価¥83,050税込)
- SRAM RED eTap REAR DERAILLEUR
- 11s用Red eTapシステムの要となる、Red eTapリアディレイラーがアップデート!
- Red eTap AXSと共通の形状が採用され、12s固有のテクノロジーであった「Orbitテクノロジー」や「X-Syncプーリー」を新たに搭載
- 従来モデルから引き続き、カーボンプーリーケージとセラミックベアリングも採用され、優れた変速性能と機械的抵抗の少なさを実現
- ShortとMediumの2種類のサイズ設定は1サイズに統一され、ロー側最大32Tのカセットまで対応します
新型『SRAM eTap 11s RD-RED-E-A2』レビュー
箱を開けて驚いた。
『全然別モンやんけ!』
特にガイドプーリ横にあるモーターのサイズが2廻り以上大きくなってる。やっぱり旧型はモーターのキャパシティが少し小さかったのかも。
アームも太くなってます。
ガイド&テンションプーリーの形状が随分変わってる。これがX-Syncプーリーってヤツですね。
取り付けは最初にRDのボタン長押しでFDとシフターとのペアリングを行ってから取り付けます。トップとローの制限とギア移動の微調整はサクッと完了。
旧型に比べてテンションプーリーの入り口側(チェーンが入る側)のプレート幅が狭くなっていてアウターローででチリチリとプレートに接触します。シマノのチェーンでスラムに比べて少し幅が広いせいなのもあると思いますがギリギリまで攻めても当たるのよね。スラムのチェーンを買うしか無いかな?
こちら旧型。入口側がテーパー状に広がっている。
新型。テーパーはほぼ無く明らかに狭くなってる。
これでBテンション調整をかなり妥協せざるを得なかった。
一通り調整を終わらせてスタンド上での変速はそんなにスムーズな印象は無し。「まぁこんな物か」程度です。
そして外で実走行してみると「なかなかスムーズやん!」
eTapのショートケージに比べてWiFLiは少しモッサリした感じがあったのですが(特にシフトダウン)新型はショートゲージと同じ位の感覚でサクッと変速してくれます。多分モーターがデカくなってるのが効いてるのかな。
まとめ
ココがおすすめ
WiFLiに比べてサクサクッと気持ち良く変速してくれる。
ココがダメ
お値段が高い。12sがあるのにワザワザ11sを買うかは微妙。結構重い。
最大のデメリットと思われる点は手にした瞬間分かりました。
旧型eTap。
新型eTap。
メッチャ重くなってます\(^o^)/
でもちゃんと11sも着実に進化してました云う事でヨシッ。