【日焼けはきけん】日焼け対策について

サイクリングする時に気をつけることは?

「サイクリングする時に気をつけることは?」

答えは当然「とにかく無事に帰ってくる」。「無事」とは事故や怪我をしないという当たり前の事です。

それ以外にも無理しすぎて膝や足を痛めたとか、寝て休んで回復する疲労以外のダメージを体に負わない事も大事です。怪我をしないよう気をつけている人は事は多いですが、日焼けをしないようにと気をつけている人はそれ程多くない気がします。意外と軽視しがちなですが日焼けは確実に体にダメージを与えています。キツい日焼けは怪我と同等ですよ。

 

日焼けは思いの外危ない

先日かなり陽射しのキツい日にしまなみ海道を走ってきました。連休だった事もありメチャメチャ大勢の人が走っていたのですが、日焼けに対してノーガードで走ってると思われる人も沢山見ました。思った以上に日焼けに対して気をつけてる人が少ないのかもと思いました。

たかが日焼けと思うことなかれ『日焼けは火傷』です。

日焼けすると休養していても体内を修復する為、疲労物質がドンドン生成され蓄積し続けて疲労が抜けるどころか逆に溜まっていきます。日焼け部分が長時間熱を持ったままになり焼けた部分が夜間寝ていてもカッカッと火照ったまま、さらに症状がキツいと服や布団で擦れた部分がヒリヒリして寝れなくなるという悪循環。

意外と知られていませんが日焼けすると免疫機能が著しく低下します。僕の場合だとキツい日焼けをすると免疫低下で唇ヘルペスが発生しやすくなります。コレが結構厄介でなると2週間ほど治りません。他にも体の抵抗力が下がるので扁桃炎にもなり易くなってます。

日焼けは思った以上に危ないんですよ。なのでちゃんと対策してサイクリングしましょう。

紫外線は夏に強いイメージがありますが実際は5月の時点で夏とあまり変わらない位強いです。日焼け対策は年中しておくのが理想的ですが、出来れば紫外線の高い3月~10月一杯は日焼け対策しておいた方が肌には良さそうです。

 

日焼け対策グッズ

日焼けを防ぐ為の対策グッズを上げていきます。

日焼け止め

日焼け対策といえばまず日焼け止めです。

紫外線にはUV-AとUV-Bの2種類があり、UV-Aは肌の真皮まで入り込み肌の組織を破壊し光老化を促します。肌の弾力が無くなったりシワが出来たりと肌の老化に繋がります。
UV-Bは肌表皮に炎症を起こします。これを防ごうとメラニン色素が増えて肌の焼け、肌のシミ等に影響します。

日焼け止めの性能の指標としてSPFとPA+があります。SPFは肌の赤みを引き起こすUV-Bをどれ位防ぐかの時間を表しSPF1で約20分です。長時間外で活動するサイクリングの場合はSPF50+に近い物が良いと思います。PA+はUV-Aを防ぐ表示で最大はPA++++です。UV-Aは結構やばいのでPA++++が必須かなと思います。

日焼け止めはちゃんと塗っていないと効果が激減するので自転車の場合、汗等で流れ落ちやすいので汗に強い物が良いです。使って見ると分かりますが相当頻繁に塗り直ししないと効果がかなり薄いです。汗、水に強い物でないと真夏で汗出まくり、水かぶりまくりの時は塗り直し回数がメチャメチャ多くなってかなり面倒です。

 

お手頃価格のウォータプルーフ日焼け止め

 

アームカバー・レッグカバー

アームカバー、レッグカバーは簡単に日焼け防止出来るアイテムです。暑い時に長袖は暑いんじゃないかと思われがちですが実際つけてみると走行時は風で汗が気化するので意外と涼しいです。直射日光が当たらないだけでも結構快適で日焼け防止効果も高く、日焼け止めのように塗り直し等の煩わしさが無いのでオススメです。

夏の暑い日にアームカバーをボトルの水をかけてで濡らすと暫くの間涼しく過ごせます。

アームカバーは黒より白色の方が若干涼しいです。基本的にアームカバーは伸縮性が高く、自転車用でなくても前傾姿勢をとっても殆ど気にならないです。なので自転車専用にこだわる必要は無いかも。僕は薄地で肌触りが良いワコールのCW-Xを使っている事が多いです。

 

レッグカバーはアームカバーと違って殆どが黒色です。黒いレッグカバーを履いているとアームカバー同様に暑苦しいイメージがありますが個人的には素足より快適です。一番のメリットは履くだけで日焼け対策が出来る楽チンさ。それとすね毛も気にしなくて良いのもグッド!ですね。

現在使っているのはパールイズミのコールドブラックレッグカバーです。コレを履いている人の割合が非常に高いので定番と言っても良いレッグカバーだと思います。

使用感は走っていても突っ張るような感じは無くモモ裏がメッシュになっていて蒸れも無く、風が当たると汗が気化して快適です。欠点を強いて言うなら僕は足首が太く足首側にジッパーが無いので脱ぐのが少し大変なとこ位かな。

 

フェイスカバー

僕が最近使用しているのがフェイスカバーです。つけていると風通しが悪い分蒸れた感や息のし難い感じはありますが、踏んで息が上がっている時は口に当てているのをズラしたり調整しながら使ってます。つけていると口周りと特に首周りの日焼けがかなり抑えられます。

現在使っているのがROCKBROSのフェイスカバーで口周りが通気の良いメッシュ地で他の物より息がしやすくなってます。

 

キャップ、バンダナ

ヘルメットの空気穴から頭皮に抜ける紫外線をカットします。頭皮も日焼けすると炎症を起こし毛根にダメージを与えるので被っていた方が良いんじゃないかなと思います。

 

まとめ

ココがポイント

日焼け対策は念入りにしておいたほうが良い。翌日以降の疲労度合いが全然違ってくる。

僕の結論はアームカバー、レッグカバーをつけて顔と首には日焼け止めをしっかりと塗っておく事です。

 

日焼け止めは何度も塗り直さないと効果が低いですが正直ライド中に塗り直すのが物凄く面倒です。なのでアグレッシブデザインのトップアスリートサンプロテクトを超オススメします。

コレはかなり高額なのですがSPF50+、PA++++で汗で流れ落ちないと言うスグレモノです。ライド前に塗っておけば1日塗り直す必要は無いです。ただし水では落ちないのでクレンジングフォームを使って落とす必要があります。専用のクレンジングフォームで落とすようになっていますがコレもやや高額です。普通のクレンジングフォームでも割合落ちるのでコストを抑えたい時は安めのクレンジングフォームを使うのも有りだと思います。

顔と首だけなら一回の使用量は少なめなので、普通の日焼け止めを何度も塗り直したりするのと比べても結果的には実際のコストの差ははそれ程高くないと思います。かなりのスグレモノなので超オススメです。

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あと紫外線は目にも沢山入ります。アイウェアはどんな物でもまずUVカットはついていると思うので出来るだけ常時付けていた方が良いです。

 

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